
和歌山ニット産地との共同開発から生まれた商品が、ついに完成。
選考、産地訪問、制作、販売準備——これまでの歩みを経て、スーパーデザイナー学科の学生が手がける4ブランドのコレクションが、いよいよ9月30日(水)から阪急メンズ大阪・高島屋大阪店の店頭に並びます。
vol.4では、完成した各ブランドの代表アイテムと、その見どころをご紹介します。
日本一の丸編みニット産地・和歌山。世界のラグジュアリーブランドからも信頼される産地の技術と向き合った4名は、それぞれのブランドの世界観を、一着の服へと落とし込みました。売場には、和歌山ニットとの共同開発商品に加え、各ブランドのアイテムもあわせて並びます。4つの学生ブランドそれぞれの世界を、ぜひ店頭でご覧ください。
■完成した4ブランドのコレクション
【阪急メンズ大阪 ガラージュ D.エディット】
SEKO by ITSUKI SEKO(世古 樹/セコ イツキ)


「日常の中で見過ごされる価値や構造を再解釈し、衣服として再構築する」がコンセプト。今回は、軽く切りっぱなしが可能な透け感のあるニットと、色味の良い中肉の裏毛ニットという相反する2つの生地を採用。アイテム一つで存在感を放つテクニックを盛り込み、パーツ量が多く縫製に時間を要する緻密な構造ながら、完成の高揚感を届けます。
TSUBASA DAIKOKU(大黒 翼/ダイコク ツバサ)


「Be your own hero.(自分のヒーローになる)」を掲げるブランド。最も力を注いだのは、一着分に丸一日をかけ、最大5層に重ねたシルクスクリーンプリント。和歌山の工場で出会った帆布のようなニットや超ハイゲージニットなど、既存の概念を覆す生地を生かし、産地ならではの品質の高さを体感できるコレクションに仕上げました。
【高島屋大阪店 CSケーススタディ】
RYOTA UDAKA(宇髙 稜太/ウダカ リョウタ)


「live as a protagonist(主人公として生きる)」をテーマに掲げるブランド。手作業の加工で、一点ずつ異なる表情に仕上げるのが持ち味です。こだわりの素材によるモードな雰囲気で、和歌山ニットの技術を自身のクリエイションに落とし込みました。
KOZONO TERUHISA(小薗 輝久/コゾノ テルヒサ)


「語らないアイデンティティ──沈黙が言語となり、装飾が声となる」がコンセプト。エスニックかつ大胆なクリエイションが特徴です。「和歌山ニットの技術は素晴らしいもの。自分の作品を通して、日本のものづくりの文化を見ていただきたい」と語ります。
選考から産地との協働、制作を経て完成した4ブランドのコレクション。会期は9月30日(水)から10月6日(火)まで。和歌山ニットとの共同開発商品と、各ブランドの世界観を、ぜひ売場で手に取ってご覧ください。
■次回予告
いよいよ始まる、店頭でのお客様との出会い。次回は、販売の様子とプロジェクトの締めくくりをお届けします。
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■販売概要
■ROOT Cについて
「ROOT C」は、関西発の若きクリエイターを支援し、未来への第一歩を共創するコミュニティプロジェクトです。ROOT(根)に、CREATION(創造)・CREATOR(創り手)・COLLABORATION(協力)・CHEER(応援)など様々な「C」を掛け合わせ、地域の産地や店舗との持続可能な循環と、新しい価値の創造をめざしています。
※本記事は、阪急メンズ大阪・大阪髙島屋の連載記事をもとに再編集しています。