
2026年6月14日〜25日の12日間、ファッション・クリエイター学科2年生を対象としたイタリア研修を実施しました。学生たちは、フィレンツェにある名門ファッションスクール「ポリモーダ校」でのデザイン研修を中心に、世界的な展示会や美術館の視察、有名メゾンのアウトレットやヴィンテージショップ巡りにも参加。イタリアファッションの歴史と「今」を肌で感じる、貴重な経験を積みました。
■ポリモーダ校でのデザイン研修

ポリモーダ校での研修は、マクソン教授指導のもと、新たな「身体のシルエット」を生み出すことをテーマに実施されました。学生たちはまず、羊の角や花瓶などのモチーフから人体のシルエットを起こすコラージュに取り組み、その中から選んだ1体を1/2トルソー(ボディ)で立体化。さらに実寸ボディでの再現や、シーチングを用いたドレーピング(立体裁断)へと展開していきました。

制作には、廃棄予定のシーチングや肩パット、古着などを活用。ポリモーダの学生が卒業制作で用いたトワールも素材となり、1つのシルエットが工夫次第でさまざまな衣服へと生まれ変わることを体感しました。
最終日には、各自の制作をポートフォリオにまとめて提出。マクソン教授からは一人ひとりの感性を高く評価するコメントが寄せられ、既成概念にとらわれず"シルエット"の本質と向き合った研修となりました。
■イタリアの文化・芸術に触れる
研修では、ポリモーダ校でのワークショップに加え、イタリアの豊かな文化や芸術に触れる機会も数多く設けられました。

ピサでは、世界的に有名なピサの斜塔を間近に見学。帰路にはキース・ヘリングの色鮮やかな壁画に出会い、現代アートを体感しました。ミケランジェロ広場では、フィレンツェの街並みを一望する絶景を背景に記念撮影。さらに、ルネサンス発祥の地ならではの歴史的建造物や、世界的に名高いウフィッツィ美術館も見学しました。
■世界最大級の見本市「PITTI UOMO」を視察

また、世界最大級のメンズファッション見本市「PITTI UOMO」も視察。世界中からブランドやデザイナー、バイヤー、インフルエンサーが集う、ファッション業界の最前線を目の当たりにしました。

本研修を通じて、学生たちは世界標準であるイタリアのファッション教育の最前線に触れ、豊かな芸術・文化を体験することができました。今後、この経験がそれぞれの成長にどう活かされるのか、どうぞご期待ください!